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「やせる」より「ひきしめる」!第5回「体のコア(根幹)を鍛えるピラティス」

Interview インタビュー

ピラティスとは?

1990年はじめにドイツで生まれたピラティスは、もともとはリハビリのために考案されたプログラム。体に大きな負担をかけずに、体の内側にあるインナーマッスルを鍛えることが特徴です。 体を柔軟にしてゆがみを直し、呼吸法を使う点はヨガと似ていますが、呼吸法の種類はそれぞれ違います。ヨガが腹式呼吸であるのに対してピラティスは胸式呼吸。また、ピラティスは瞑想を行いませんし、静的な動作はありません。よりエクササイズ色が強いのです。


ピラティスは常に骨盤を意識しながら行うのも大きな特徴です。尾てい骨から頭蓋骨までを一本のラインが通っているようなイメージを持って美しい姿勢を保ち、体のバランスをとることが基本。そこから各筋肉を刺激する動きに入るのですが、どこの筋肉を動かすとどういう風にきくか、どんな効果があるのか、ということを強く意識することがポイント。インストラクターの動きをただ真似るのではなく、自分の体の動きとしてきちんと意識できるようになるとどんどん体が動くようになって、より高い効果が得られます。

ピラティスはダイエットにいい?

従来の、いわゆる「エクササイズ」はアウターマッスルを鍛えるものが中心でした。体の表面にあるアウターマッスルを鍛えるのには大きな動きが必要なため、「ハードなトレーニング」となってしまいがち。男性のムキムキした腕の筋肉などに象徴されるように、女性が求める「痩せる」というイメージとはちょっと違ったかもしれません。それに対してピラティスは体の深層にあるインナーマッスルを鍛えるため、体の体幹に働きかける動きは比較的小さめ。目に見える部分の筋肉が大きくなることなく美しく痩せるので、女性の支持を集めたのでしょう。


ピラティスは骨盤のゆがみを直し、姿勢を矯正して筋肉や骨格のバランスを整える効果があるため、体がしまってきます。出産で骨盤がゆがんだまま脂肪がついてしまった場合、元から直すエクササイズが必要になってくる上、気になる部分にダイレクトに刺激を与えることもあって、ピラティスが産後の女性に広く受け入れられたようです。

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