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簡単・カシコいマネープラン!第5回「わかりにくいけど、しっかり知りたい!生命保険の考え方」

Interview インタビュー

生命保険はどういう基準で選ぶもの?

生命保険に入る目的は何でしょうか?
夫に何かあったときのために。身近な人にすすめられたから。みんな入っているから・・・そんな理由が多いのではないでしょうか。


案外、保険がカバーしている内容をしっかり比較して決めた人は少ないかもしれません。
残念ながら明確な根拠もなく、何となく今の保険内容と金額になっている、という人がほとんどだと思います。

ライフプランとしての生命保険

生命保険はライフプランの中の、「老後の資金」という位置づけで考えると、自分にとってベストな商品を選べます。


年金試算から考える

まず、老後にしわ寄せがいかないような住宅ローンと教育資金を立てておきます。(参照:キャッシュフロー表)そして公的年金、遺族年金を試算して、生活水準を保つために不足する分を民間の保険でカバーする、と考えていくのです。そうすると、「なんとなく払えそうな金額だから」というあいまいな理由で保険商品を選ぶことがなくなります。


保険金額を出すポイント

家族の基本生活費、教育資金、預貯金、住宅ローンに団体生命保険がついているか、万が一の場合住居費を考える必要があるのか、などを考慮して必要な保障金額を算出します。


希望の商品タイプを選ぶ

保険会社によっていろいろなタイプの保険があります。掛け捨てるタイプ、貯蓄性が高いタイプ、終身払い、一定の年齢で払い込みを終えるタイプなど、さまざま。いい・悪いではなく、その人に適合している保険がベストな商品になりますので、じっくり見極めることが大切。


月々の支払が安く一見保障がたくさんあるように見えて、実は給付の範囲が狭い場合もありますので、その保険商品が定義する「健康」の幅が狭くないか、カバーしている範囲はどこまでか、詳細にチェックしましょう。保険に強いファイナンシャルプランナーは各保険会社の商品に熟知していますので、中立的な立場で比較してアドバイスしています。

女性の生命保険

主婦の場合、ついつい自分には保険をかけていない、またはかなり保障額を少なくしている人もいますが、その保険内容で大丈夫でしょうか?


例えば子どもさんがいる場合。核家族で実家の両親が近くにいないとしたら、主婦が入院するとベビーシッターを雇わなくてはならず、かなりの金額になります。また、夫婦で働いている場合、その収入のシェアによって保険額のシェアも考える必要があります。例えば夫の年収が350万円で妻の年収が200万円の場合。夫は大黒柱とは言えず、どちらの収入が減っても苦しい状況ですから、妻にもそれなりの保険が必要になってくるのです。


最近では、乳ガンや子宮ガンなど女性特有の病気も増えています。がん保険や女性特約など、女性向けの商品についても知識を持ってほしいですね。

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