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「やせる」より「ひきしめる」!第3回「ヨガで体と心を整える!」

Interview インタビュー

瞑想中心の「ラージャ・ヨガ」からポーズ中心の「ハタ・ヨガ」へ

「猫のポーズ」「鷲のポーズ」などが知られているヨガは単に難しいポーズを行うものだと思われがちですが、本来の目的は「自分の魂を高めること」や「精神の集中によって真の安らぎを体現すること」など、とてもメンタルなもの。サンスクリット語で「結びつける」という意味のヨガのはじまりは、自分と宇宙との統合、魂と肉体との統合のために瞑想を中心に行う「ラージャ・ヨガ」で、基本経典は紀元後4〜6世紀に完成したと言われています。


その後、今から1000年ほど前に、現在広く一般的になっている「ハタ・ヨガ」が生まれました。瞑想などの修業法を中心とした「ラージャ・ヨガ」にポーズと呼吸法が取り入れられた「ハタ・ヨガ」は、ポーズによって体を浄化し、呼吸法によってエネルギーを体に取り入れるものです。それによって、血液循環の促進、筋肉の柔軟性と強化、骨盤や脊椎などの強化、ホルモン分泌・リンパ・内臓・自律神経の調整などの効果をもたらします。

ヨガの基本は「ポーズ」「呼吸法」「瞑想」

ヨガのポーズ(アーサナ)は体を「前にたおす」「うしろに反らせる」「ねじる」「上下にのばす」ことを基本として、何百種類もあります。もちろん、体がかたい人でも無理をせず、ひとつひとつの動きに集中して自分ができる範囲で行えば、効果が出ます。
ポーズをする上で大切なのはプラーナ・ヤーマと言われる呼吸法。プラーナである気、生命エネルギーをコントロールして心を鎮めるための数種類の呼吸法は、「吸う・とめる・吐く」という流れがベースになっています。


意識を集中してポーズと呼吸法を行うことで心身を浄化し、メディテーションと呼ばれる瞑想に入ります。よく瞑想のことを「無我の境地」と言いますが、頭を空っぽにし、心身ともにリラックスした状態のこと。それを作り出す助けとなるのが、ポーズと呼吸法なのです。

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