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子どもに伝えたい、基本的なマナー第1回「マナーの基本、心と形」

Interview インタビュー

常田 富子先生
※プロフィール
マナーハウス「遊」で実技・実習を中心に親切・丁寧・わかりやすく指導。日本現代作法会助教授。マナー講師として各地の学校や企業研修(ビジネスマナー)、文化教室など、各種セミナーの講師も勤める。
講座(指導)内容:暮らしのマナー、冠婚葬祭、ビジネスマナー、医療介護接偶マナーアドバイザー講座、就職進学面接マナー、ジュニアマナー指導者養成講座、子どものマナー(年少〜小6)等
<マナー教室開催中>
伝えていきたい「こころ」と「かたち」
こどもマナークラス 神戸中央区栄町通

子どもに伝えたいマナーとは?

「品格」という言葉が再認識されてからしばらくたちますが、それは「心」の持ち方であると同時に、その心が表にあらわれた「形」でもあります。相手のことを思いやる心を持ち、その心が相手を気遣う所作となり、その美しさや適切さから一つのスタイル=お手本として受け継がれているのが「マナー」なのです。


子どものうちからマナーが身につくの?と思う親御さんもいらっしゃるかもしれませんが、普段は元気いっぱいの子どもたちでも、あらたまった席になると学んでいたマナーで自然にふるまうのはよくあること。大人が思っている以上に子どもは場の雰囲気を感じ取り、「ONとOFF」の切り替えを上手にするものなのです。


また、きれいな所作からはきれいな言葉が自然に生まれます。ゆとりができて笑顔も自然にこぼれますから、子どものうちにこそ心と言葉、笑顔を大切にする気持ちを学んでほしいですね。訪問時や式典、面接などいろいろな場面で美しい所作と自然な笑顔でふるまえるように、マナーの意味を子どもに伝えたいものです。

すべての基本は「立ち姿・おじぎ・かけ姿」

立ち姿

自信に溢れた美しい立ち姿はハッと目を引きます。背筋をピンと伸ばして猫背にならないように気をつけましょう。頭からつりあげられている感覚で。肩の力は抜きましょう。


おじぎ

おじぎをするときは、最初と最後に相手を見ることを忘れずに。よく首だけ「ぺこり」と下げる人がいますが首ではなく、腰から折ることがポイントです。


かけ姿

かけ姿も立っているときと同様、猫背にならないように背筋を伸ばし、背もたれにもたれないように座りましょう。イラストのように、2つの直角があることを意識して座るといいですね。

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